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近代経済における天然素材のリネン

産業革命でリネン人気爆発

 18世紀に入ると天然素材であるリネンの生産量は特に大きくなりました。イギリスでは小麦や鉄のようにありふれた天然素材となったようです。

天然リネン(亜麻)は経済学者にも愛された?

 カール・マルクスの「資本論」には交換価値を説明する最初の箇所に天然素材のリネンが用いられています。J・S・ミルの「経済学原理」でも比較生産費と交易条件を扱う例として、ドイツの天然素材であるラシャと共にイギリスの天然素材であるリネンが登場します。さらに、日本のマルクス経済学者である宇野弘蔵の著書である「経済原論」でも交換商品として天然のリンネルを例とする記述があるんです。天然素材リネンは、価値の基本単位として使われてしまうくらい愛されているとも考えることができますね。